6番打者は実に中途半端な打順になってしまいますが、役割としてはしっかりとあります。
そもそも打順というのは1イニングが終わってしまったら、
その次のイニングの始まりの打者が1番打者になる訳であり、
どの打順でも先頭打者として打席に立つ可能性があります。
例えば1回を三者凡退で抑えらえてしまった場合、
2回はクリーンアップから始まる訳ですが、
このクリーンアップで作ったチャンスというものは、6番~8番で得点を上げなければなりません。
よって、6番、7番打者というのは、それなりに期待のできる打者を置かなければなりません。
2回、3回の攻撃の中枢を担う『6番打者』
初回に得点が上げれなかったとしても、
2回に得点を上げることが出来れば試合を優位に進めることが出来るものです。
野球の試合においては序盤に得点を入れることがとても大切ですし、
まして少年野球では時間で試合が終わってしまうケースも多々ありますので、
2回、3回の攻撃はとても重要になってくるのです。
そうした序盤の得点を確実なものにする為にも、6番打者の役割はとても重要になってきます。