さて、ここまであらゆる基礎練習や応用練習の説明をしてきましたが、いよいよ練習も終わりです。
練習の最後は、整理体操とランニング程度で終わるチームもあれば、
最後にダッシュや多少の筋トレを行ってから整理体操・ランニングとなるケースなど様々ですが、
基本的にはランニングをして軽く体操をして終了です。
道具に、グランドに、感謝の気持ちを込めて後片付け
その後、グランドの整備や道具の片づけを全員で行いますが、
ここで遊びだしてしまって整備をしない子供が非常に多いです。
野球をする事も大切ですが、
グランドの整備を率先して行う、汚れている道具をきれいに掃除する
といった仕事を敬遠する子供は野球が上手になりません。
というか、上手くなるかもしれませんが、気持ちの面では野球人として失格です。
ですので、こうした片付けなどを率先して出来るように、
野球の技術を教えるのと並行して保護者として教えていく事が大切です。
片付けなど人の嫌がる仕事をちゃんと取り組んでいる子供を指導者はしっかり見ています。
例え技術的に劣っていても、
試合などでチャンスを与えてもらえる回数は見ていても格段に多いです。
それは差別とかではなく、野球に向き合う姿勢という部分で評価を受けているからだと思います。
自分たちが野球をさせてもらっている道具に、グランドに、
感謝の気持ちを持って接する事が出来る子供たちになってもらう為に、
こうした部分も保護者として注意すべきところは自分の子、他人の子関係なく声を掛けていって欲しいものです。