少年野球の試合においては、子どもたちがのびのびと行えるように保護者によるお手伝いや応援が不可欠です。
特に公式戦においては、子どもたちも優勝する為に頑張りますし、保護者も必死に応援します。
しかし、応援にもそれなりのマナーがあり、
お互いのチームの関係者が勝っても負けても気持ち良い気分でお別れ出来るような心づかいが大切です。
間違っても相手チームの選手をおちょくったり、非難したりすることがあってはなりません。
良いプレーが出れば敵・味方関係なく、
そのプレーに拍手を送れるような雰囲気で応援することが望ましいと思います。
一期一会ではない関係
また、相手チームの保護者との関係も一度きりで終わりという訳ではありません。
低学年から始めれば、自然と6年までは、
辞めなければ公式戦や練習試合などで顔を合わせる関係となります。
最低限の大人としての振る舞いをしっかりと身に着けることが大切かと思います。
試合の応援マナー
さて、試合などで応援する場合、
できるだけチーム関係者がまとまって応援することが望ましいと言われています。
それぞれが試合の観戦に対する価値観は違うかと思います。
じっと観ていたい方もいれば、声を出して応援したい人様々でしょうが、
ある程度同じ場所にまとまって応援することで、子どもたちにもそのパワーが伝わります。
どうしてもバックネット裏などでじっくりと観たい方などはそれはそれで問題ないでしょうが、
バックネット裏は両チームの関係者が交わる場所でもあります。
よって、あまり大きな声で応援することはお互いに気分の良いものではありませんので、
ある程度の節度を持って応援しましょう。
保護者による試合のサポート
次に、試合におけるサポートとしてはお茶の補充や審判へのお茶出しなどがあったりします。
基本的に試合中は保護者はベンチ内に入ることはほとんどありません。
(一部スコアラーとして入る場合はあったりします)
しかし、夏場は水分補給や塩分補給が頻繁に必要になってくる為、
試合中でもベンチ内を気にしながらお茶の補充などを行います。
また、審判にも1試合に2回程度イニングの途中でお茶出しやタオル出しなどを行いますが、
これは両チームの保護者で話し合いをして、どちらがどのタイミングで行うかなどを試合前に決めておきます。
お手伝いをしてくれる審判への配慮も試合中には必要と言うことですね。
こうした気づかいがあってこそ、試合も円滑に行われていくものなのです。