少年野球は公的な団体ではありませんが、
地域の協力の下に運営されているれっきとした独立した団体で、
その運営はボランティアによってまかなわれている部分が多いです。
よって、監督やコーチもボランティアで、
子ども達の面倒をみてくれている場合がほとんどです。
多くの監督・コーチは仕事をしながら子どもたちの世話をしてくれていますので、
出来る事は限られてしまいます。
運営スタッフだけで活動を継続する事は難しく、
保護者のサポートも必要とされる場面が多々あります。
もちろんそれぞれの家庭の事情で、なかなかお手伝いなど出来ない家庭もありますし、
反面、子どもの為に、もしくは保護者自身が野球が好きで積極的に関わる家庭も存在します。
保護者の結束力(特に同学年)は、子ども達の野球をする環境に大きな影響を与えます。
子どもを入団させるにあたり、『出来る限りのお手伝いはしてあげよう』という
保護者の決断もとても大切になってくるのです。
少年野球と学校の勉強
子どもは練習が始まると勉強がおろそかになりがちになってしまいます。
特に、平日の夕方に練習等があるチームでは、
学校から帰宅→野球の準備→練習→帰宅→食事→眠たくなる・・・といった具合で、
宿題をさせるのに、親としては一苦労です。
親子ケンカは日常化してしまうでしょう。
もちろんそうでない子もいますが・・・。
よって、少年野球に入団するにあたって、
『決められた最低限の宿題はする事』など、子どもと約束する事をおススメします。
あくまで勉学あってのスポーツだという事を理解させるためにもです。
加えて、ほとんどのチームでは土曜日、日曜日、祝日は、
練習なり試合なりが入ってきます。
学年によって、低学年のうちはお休みが多いなどチームによって様々ですが、
基本的には休日はほぼ野球となります。
旅行に行ったり、どこかに遊びに行ったりという事が難しくなるという事も
親子共々認識しておくべき事です。